工程管理の機能について



Q1. 工程定義とは何ですか?
A1. 製品や製番に紐づける標準工程を登録する機能です。例として「加工 → 検査 → 出荷」といった工程パターンを事前登録し、複数パターンの再利用が可能です。

Q2. 登録した工程は後から編集できますか?
A2. はい。工程順や使用設備、担当者などを編集できます。工程ごとに標準時間や作業者を設定でき、一括登録や個別調整も可能です。

Q3. 製番や作業オーダーごとに工程を割り当てることはできますか?
A3. 可能です。登録済みテンプレートを活用しながら、製品ごとの個別工程構成にも適用・変更できます。

Q4. 現場での工程進捗はどのように管理しますか?
A4. 作業開始・完了をスマホやタブレットから登録できます。ステータスは「未着手」「作業中」「完了」などを管理し、実績時刻や作業者情報も自動記録します。

Q5. 工程の進捗状況はどのように確認できますか?
A5. ガントチャートで進捗を表示します。製番別・作業者別・設備別に現在の状況を可視化し、遅延や停滞を即時に把握できます。

Q6. 作業者ごとの作業指示はどうやって確認しますか?
A6. 納期順や作業負荷分散に基づく優先度付き作業リストを、現場モニターやスマホに表示できます。

Q7. 過去の工程履歴は残りますか?
A7. はい。工程ごとに実施日時・作業者・所要時間を記録し、品質トレーサビリティや原価管理に活用できます。

Q8. 工程の遅延があった場合に通知できますか?
A8. 可能です。予定より遅延が発生した場合、自動で管理者に通知します。メールやSNS通知に対応可能です。

Q9. 作業負荷の偏りを分析することはできますか?
A9. はい。作業者や設備ごとの負荷をグラフ化し、日・週・月単位で集計・分析できます。

Q10. 標準時間と実績時間の比較は可能ですか?
A10. 可能です。各工程の標準所要時間を登録し、実績との比較分析により改善活動や生産性向上に役立てられます。

Q11. 検査データはどのように入力しますか?
A11. スマホやタブレットから数値・文字・選択肢などの形式で入力可能です。合否判定ロジックによる自動判定にも対応しています。

Q12. 検査機器との連携はできますか?
A12. はい。対応する計測機器と連携し、検査値を自動取得・保存します。製造指図と紐づけてデータを一元管理できます。









在庫管理の機能について



Q1. 在庫計画(消費予測)では何ができますか?
A1. 工程スケジュールに基づいて、部品・材料の消費予定を日別/週別に自動算出します。消費予測表を出力できるため、仕入れ計画や在庫過不足の早期把握に役立ちます。

Q2. 製品の入庫予定も管理できますか?
A2. はい。製造指図と連動して、製品の完成予定数や入庫予定を時系列で可視化します。出荷予定との突合にも対応しているため、納期管理がスムーズになります。

Q3. 現場からスマホで在庫入力は可能ですか?
A3. 可能です。スマートフォンやタブレットから直接、部品・材料の入庫、出庫、棚移動などを入力できます。リアルタイム更新のため、二重入力や在庫差異を防げます。

Q4. 在庫引当は自動化できますか?
A4. 製造指図を発行すると、自動的に在庫から必要な材料を引き当て予約します。不足があれば即座にアラート表示されるため、欠品による生産遅延を防止できます。

Q5. 在庫履歴はどこまで記録されますか?
A5. 品目ごとの入庫、出庫、棚移動などを時系列で保存します。作業者名、数量、理由、日時などの詳細も確認可能で、トレーサビリティ強化に役立ちます。

Q6. ロケーション管理とは何ですか?
A6. 棚番や保管エリアをデータ化して管理する機能です。正確なピッキングや棚卸を実現し、空棚の検索も可能です。









動作環境について



Q1. サーバーの対応OSは何ですか?
A1. 以下のOSに対応しています。
Ubuntu 20.04 以上
CentOS 8 以上
AlmaLinux 8 以上
Rocky Linux 8 以上
Windows Server 2019 以上

Q2. クライアント(利用端末)の推奨環境は?
A2. ブラウザが動作するPCやタブレットなどでご利用いただけます。
推奨ブラウザの例:
Microsoft Edge(最新版)
Google Chrome(最新版)
Mozilla Firefox 141.0.3(2025年8月7日現在)
Firefox ESR 115.27.0esr(〜2025年8月までサポート予定)

Q3. タブレットやスマートフォンでも利用できますか?
A3. はい、利用可能です。対応OSは以下の通りです。
Android 7.0以上
iOS(最新版推奨)
Windows(最新版推奨)

Q4. インストールは必要ですか?
A4. いいえ。FMESはブラウザで動作するクラウド型システムのため、専用アプリやインストールは不要です。推奨ブラウザからアクセスいただければすぐに利用可能です。













その他



設備管理

Q1. 設備ごとの点検内容や頻度は設定できますか?
A1. はい、設備ごとに点検項目・点検頻度を自由に設定可能です。

Q2. どの端末から設備点検入力ができますか?
A2. Android・iPhone・Windows端末に対応しています。

Q3. 設備管理台帳は作成できますか?
A3. はい、全設備の情報を台帳として一元管理できます。

Q4. 点検方法にはどんな形式がありますか?
A4. 合否判定、数値入力、文字入力など、現場に合わせた多様な点検方法に対応しています。

Q5. 検査機能と連携は可能ですか?
A5. はい、検査機能と連動し、点検・検査の一体管理が可能です。

Q6. 点検忘れを防ぐ機能はありますか?
A6. 点検期限が近づくとアラート表示で通知します。

棚卸管理

Q7. 棚卸は実地と帳簿の両方に対応していますか?
A7. はい、実地棚卸と帳簿棚卸の両方を管理できます。

Q8. 棚卸入力はどうやって行いますか?
A8. QRコードやバーコードの読み取り入力に対応しています。

Q9. どの端末から棚卸入力できますか?
A9. Android・iPhone・Windows端末から入力可能です。

Q10. 棚卸差異の管理はできますか?
A10. 差額管理機能により、棚卸差異を簡単に把握・調整できます。

Q11. 既存システムとの連携は可能ですか?
A11. 入出力インターフェイスのカスタマイズにより、既存システムとの連携が可能です。

販売管理

Q12. 適格請求書(インボイス制度)に対応していますか?
A12. はい、適格請求書に必要な記載事項に対応しています。

Q13. 返品や値引き処理は可能ですか?
A13. 取引後の返品や値引きにも対応しています。

Q14. 消費税の計算はどう行われますか?
A14. 税率ごとに区分した消費税を、端数処理1回でまとめて計算します。

Q15. 消費税の経過措置には対応していますか?
A15. はい、経過措置にも対応しています。

データ解析

Q16. データは自由に抽出できますか?
A16. はい、必要なデータを自由に抽出できます。

Q17. 高度なデータ解析は可能ですか?
A17. RやPythonを用いた高度なデータ解析に対応しています。

Q18. データ解析のサポートはありますか?
A18. 研究機関から講師を派遣しての解析支援が可能です。

サイネージ管理

Q19. 遠隔からサイネージ表示を変更できますか?
A19. はい、遠隔から表示情報を制御可能です。

Q20. 複数ページの切り替えはできますか?
A20. 秒単位で複数ページの切り替えが可能です。

Q21. 進捗や不良情報を表示できますか?
A21. はい、生産の進捗状況や不良情報をサイネージに表示可能です。

Q22. お知らせや固定ページの表示は可能ですか?
A22. はい、お知らせや固定ページを表示できます。

価格

Q23. クラウド版の料金はいくらですか?
A23. 初期費用500,000円(税別)、月額50,000円(税別)〜です。

Q24. オンプレミス版の料金はいくらですか?
A24. 初期費用3,000,000円(税別)に加え、保守料がかかります。